サイトを訪問してくれたユーザーが、肝心のページを見ずにサイトから離脱してはいませんか?
ここでは、Googleアナリティクスを使って各ページから次に遷移しているページ、およびその遷移数を確認する方法と、遷移をさらにカンタンに確認するツールを紹介します。
遷移数とは
遷移数とは、あるページから別のページへ遷移した数のことを指します。遷移数を調べると、ユーザーがWebサイトを回遊しているかどうかが分かります。
商品を買ってもらう、あるいはサービスを知ってもらうといったサイトの目的を達成するためには、ユーザーが最初にランディングしたページから、次にどのページに遷移しているかを把握することが重要です。遷移数からユーザーの動きを読み取り、Webサイトを改善することで結果的に直帰率を下げ、コンバージョン率を上げることも可能です。それほど遷移数は大事な指標です。
各ページから次に遷移しているページと遷移数を確認する方法
- [ 行動 > サイトコンテンツ > すべてのページ ] をクリック
- [ ページビュー数の多いページ ]をクリック

- [ ナビゲーションサマリー ] をクリック

- [ 次のページ遷移 ] が表示される

すると、選択した「ページビュー数の多いページ」の次に見たページが、「次のページ遷移」にページビュー数とともに載っています。このページビュー数が遷移数です。
このように、Googleアナリティクスのナビゲーションサマリーを使えば、各ページから次に遷移したページ、およびその遷移数が確認できます。
アナトミーで「ページ遷移・遷移数」を確認する方法
アクセス解析ツール「アナトミー」では、URLやページタイトルだけでなく、各ページの遷移数を画面キャプチャと照らし合わせながら確認できます。
- AのページからBのページに5遷移したことが画面キャプチャとともにわかる
また、アナトミーでは、遷移元ページから遷移先ページに向かって、下図のようにアニメーションで、青い線が伸びていくので、視覚的にページ遷移、および遷移数を捉えることができます。
- 視覚的にページ遷移を捉えることができる
さらに、遷移数の多い上位8ページがまとめて表示されます。
このように、アナトミーでは、実際のサイトを見ている感覚で、ユーザーがどのようにWebページを遷移しているか、どれほど遷移数があるか、が手に取るように分かるため、サイトの改善に大きく役立ちます。
まとめ
ユーザーが、本当に読んで欲しいページに遷移しているかどうか、遷移数は上がっているか、を常に確認し、ページの改良を繰り返すことは、サイトのコンバージョンを向上させる上でとても大切です。今後は遷移数にも注目してみてください。しかしGoogleアナリティクスで調べるのは、ちょっと面倒という方は、一度「アナトミー」をお試しください。