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MANUAL

マニュアル

  • ドメインレポート
    コンバージョン(CV)に至るデータを分解(PV、流入、自然検索、サーチコンソールクリック)して一覧することができます。 ドメインレポートのグラフ・データ 各指標についてdashboardプラン、starterプランは過去6ヶ月間、expertプランは過去13ヶ月のデータをグラフ表示します。 月次の途中経過も表示ができます。 ドメイン全体のデータと指定したディレクトリパス単位でのデータをグラフ表示できます。 イベント・コンバージョン ・GA4で設定しているイベント・コンバージョンを選択してグラフ表示 ページビューと流入 ・ページビュー数と流入数をグラフ表示    ・流入数から計算した平均回遊ページ数も表示    ・オプション(点線)でエンゲージメント、セッション、ユーザーも表示可能 流入と自然検索 ・全てのチャネルの流入数と自然検索による流入数をグラフ表示    ・全ての流入に対して自然検索の流入割合を表示    ・GA4の19チャネルをオプション(点線)で選択して表示可能(最大6項目まで) 自然検索とSCクリック    ・自然検索からの流入の中でもキーワードが特定されているサーチコンソールクリック数をグラフ表示    ・オプション(点線)で検索エンジン別(google/yahoo/bing)の流入もグラフ表示可能 SCクリック(積上)    ・サーチコンソールクリックの中で指名検索ワード、目的検索ワードの比率をグラフ上で表示    ※指名検索ワード、目的検索ワードの設定は別途アナトミー上で行う必要があります。 ※各指標・データを用いたサイト分析方法は「ガイド表示」により各グラフ単位で参照方法を提示します。
  • 登録URL
    注目したいURLをアナトミーに登録し、週次ページレポートを作成します。 デザインとサーチコンソールデータの週次推移グラフを一覧で表示します。 登録URLの機能・グラフ・データ URLを登録する 登録URLのキャプチャ 登録URLのクリック数・PV数の週次推移 URL、PV、PV変動、クリック数、クリック数変動で順番をソートすることができます。 レポートパネルはドラッグ&ドロップすることでタブを移動可能です。 6つのタブを活用し、グループに分けて表示させることで、同じカテゴリの情報を比較しやすくなります。 ※指標・データの解説はツール上のヘルプチップから確認できます。
  • 登録キーワード
    注目したいキーワードを登録します。サーチコンソールデータの週次推移グラフを表示します。 登録キーワードのグラフ・データ キーワードを登録する 登録キーワードの順位の週次推移 登録キーワードのクリック数の週次推移 登録キーワードでHITしているページ詳細へのリンク キーワード、順位、順位変動率、クリック数、クリック数変動で順番をソートすることができます。 レポートパネルはドラッグ&ドロップすることでタブを移動可能です。 6つのタブを活用し、グループに分けて表示させることで、同じカテゴリの情報を比較しやすくなります。 ※指標・データの解説はツール上のヘルプチップから確認できます。
  • ページ詳細レポート(週次)
    登録したページの詳細なSEO情報の週次推移を表示します。 週次ページレポートのグラフ・データ キャプチャ タグ構造 検索キーワード一覧(順位・クリック数・表示回数・検索ボリューム) クリック数・キーワード数の週次推移 セッション・流入・PV・ユーザー・エンゲージメントの週次推移 流入チャネル別の推移(自然検索、広告、メール、SNS、その他)の週次推移 ※指標・データの解説はツール上のヘルプチップから確認できます。
  • 検索インデックス
    サーチコンソールの検索キーワードをターゲットの確度から5つの種別に分類し、キーワード獲得状況を分析します。 無数のキーワードを種別ごとに集計することで、現在獲得している検索訪問者の質(コンバージョンへの繋がりやすさ)を評価します。 キーワード分類(ポートフォリオ) キーワードのSEO指標を種別毎に集計し、その構成比率を円グラフ、推移グラフに表示します。 【キーワード種別とは】 キーワードグループ キーワード種別毎にSEO指標を集計します。キーワード種別・グループは登録キーワード画面またはタイルビュー(Starter以上で有効)で設定できます。 【一致条件の選択】 排他:指定・目的・関連・領域の順番で排他的に分類、集計します。上位の種別に分類されたキーワードは、下位の種別で設定されているキーワードに部分一致していても、下位の種別には計上されません。 例:ルールが“RIDEAWAY”が指名(部分一致)、”自転車”が目的(部分一致)の場合 "RIDEAWAY"……指名に計上 "RIDEAWAY 自転車"……指名にのみ計上 "自転車"……目的に計上 重複:キーワードがルールに合致すればキーワード種別いずれにも計上されます。 例:ルールが“RIDEAWAY”が指名(部分一致)、”自転車”が目的(部分一致)の場合 "RIDEAWAY"……指名に計上 "RIDEAWAY 自転車"……指名・目的に計上 "自転車"……目的に計上 キーワード 特定キーワードのSEO推移グラフを表示します。 キーワードリストはキーワードの部分一致でフィルタリングでき、目的のキーワードをすぐに見つけることができます。 表示されているキーワードの一覧データはエクセルファイル(.xlsx)にてダウンロードできます。(Starterプラン以上) 順位、CTR、クリック数、表示回数、検索ボリューム(Starter以上)は過去6ヵ月の推移をグラフで表示します。 キーワード種別は登録キーワードで設定できます。 登録キーワード ポートフォリオ分析の手法はオンラインセミナーでも解説しています。 ポートフォリオ分析セミナー
  • GA4指標について
    アナトミー上で表示されるGA4指標についてご紹介します。
  • Googleサーチコンソール指標について
    アナトミー上で表示されるサーチコンソール指標についてご紹介します。
  • その他のSEOデータについて
  • チャネルについて
    GA4で取得されるアクセスデータです。
  • ユーザー招待
    管理者はユーザー管理画面よりユーザーを追加できます。 ユーザー管理画面
  • ユーザー解約(新版)
    ユーザ設定画面から解約の手続きができます。 ユーザー設定(新版) 「ユーザーアカウントの解約」セクションの「解約」ボタンより手続きいただけます。 ユーザー解約すると、自身がオーナーのサイトデータは削除されます。
  • 検索インデックス一覧
    タイルをマウスオーバー、または選択することで上部のウィンドウに各ページのサーチコンソール上で確認できる検索インデックスの一覧を確認できます。 どのようなキーワードで各ページがGoogleから評価を得ているのかを確認します。expertプラン以上になると、過去の検索インデックスとの比較(表示回数、クリック、順位の違い)ができ、リリース直後や改修後のページがどのようにGoogleの評価が変わってきているのかを把握することができます。 ここにインデックスされているキーワードを見て、より上位表示するための施策や、想定外のキーワードのインデックスであれば、それに対する対策等を検討します。 確認できるキーワードに関するデータは以下です。 順位・・・・キーワードの平均掲載順位 クリック・・検索結果上でのクリック数 表示・・・・検索結果にページが表示された回数 CTR・・・・検索結果でページがクリックされた率 Vol.・・・・キーワードの検索ボリューム(週次データであれば月間ボリュームを4分の1した値) キーワードをクリックすることで、類似ワードがハイライトされます。 また、選択したキーワードのSEOワード検索を行うことができます。 「Gボタン」で選択したキーワードをGoogleで検索した結果を新しいタブで表示します。 この検索インデックス一覧で表示されるキーワードは「検索順位チェック」や「リアルタイムSERP比較」を行う時も表示されているキーワードをクリックして利用します。
  • SEOワード検索
    入力したキーワードが検索インデックスに含まれるタイル(ページ)を検索できます。また、入力したキーワードのサイト内のクリック数、表示回数、クリック獲得したキーワード種別数を確認することができます。 SEOワード検索は以下のような時に使うと便利です。 新規ページを作成する際に既存サイト内で上位獲得できているキーワードが既にないかを事前にチェックする 類似するキーワードで別々のページが評価されていないかチェックする 表示回数が高いけど、クリックが少ないページはないかチェックする  etc. 検索する方法は簡単です。 検索インデックス一覧のウィンドウ内の入力エリアに検索したいキーワードを入力します。 ※入力したキーワードが含まれるサイト内の検索インデックスワードを候補としてサジェストします。 キーワードを決定して、Enterすると指標に値が表示されます。 さらに、その指標をクリックすると該当するタイル(ページ)のみハイライトされ、クリックした指標に関する値が表示されます。 指標を変更してクリックすると、下のタイル(ページ)も連動して表示が切り替わります。 このようにキーワードを主軸にサイト内のSEO状況をチェックし、SEO対策を考えることができます。
  • リアルタイムSERP比較
    検索インデックス一覧に表示されているキーワードを選択することで、リアルタイムにGoogle検索結果(SERP)を確認することができます。2つのキーワードを選択することでキーワード間のSERPの違いを確認することができます。 リアルタイムSERP比較は以下のようなケースで利用すると便利です。 類似するキーワード間のSERPの差異(検索意図の違い)があるかを確認するとき 選択したキーワードのSERPから他ページを確認し、ターゲットキーワードを検討するとき 気になるキーワードのSERPを新しいタブを開くことなくすぐに確認したいとき etc. リアルタイムSERP比較はデフォルトではウィンドウが表示されていません。リアルタイムSERP比較のアイコンをクリックするとウィンドウが表示されます。 検索インデックス一覧からSERPを確認したいキーワードをクリックします。そうすると、リアルタイムでGoogle検索結果の上位10位のURLとページタイトルが表示されます。 タイル選択したページがランクインしている場合はハイライト(赤色)されて表示されます。 2つめのキーワードを選択すると1つ目のキーワードと並列で表示されます。 2つのキーワードを比較表示した時、順位が2つ表示される場合があります。これは2つのキーワードでどちらもランクインしている場合に表示され、濃い緑が「左のキーワード」、薄い緑が「右のキーワード」での順位を示しています。 選択したページではない、サイト内の別のページがランクインしているときは、青色でハイライトされます。 このように別タブを開くことなく、様々なキーワードのSERP確認・比較ができるので、SEO施策を検討する際の作業が効率化されるだけでなく、新しい発見があります。
  • 検索順位チェック(推移グラフ)
    選択したタイル(ページ)の検索インデックス一覧からキーワードを選択することで検索順位の推移を確認することができます。検索順位以外にも検索結果上でのクリック数、表示回数、CTR(クリック率)についても最大10週分の推移を確認することができます。※月次データ参照時はstarterプランは6ヶ月分、expertプランは13ヶ月の推移を確認可能。 検索順位チェックは以下のようなケースで利用すると便利です。 SEO対策のKPI指標として重要なページの検索順位を把握する 検索流入の大きな増減の原因追及としてデータを確認する   etc. 検索順位チェックはデフォルトでは表示されません。検索順位チェックのアイコンをクリックすることで新たにウィンドウが表示されます。 検索インデックス一覧から確認したいキーワードをクリックすると、右側に各種データの推移グラフが表示されます。 確認できるデータ(サーチコンソールと連携)は以下です。 平均掲載順位・・・期間中の平均掲載順位 CTR・・・・・・・検索結果に表示された時のクリック率 クリック数・・・・検索結果に表示されてクリックされた回数 表示回数・・・・・検索結果に表示された回数 グラフは週次データであれば10週分、月次データであればstarterプランは6ヶ月分、expertプランは13ヶ月分が表示されます。 グラフ上部の指標をクリックすることでグラフの表示/非表示の制御が可能です。 dashboardプランでも検索キーワードを登録することで週次の順位チェックができますが、starterプラン以上の場合は特別にキーワードを登録することなく、インデックスされたキーワードの検索順位変動を自動的に記録し、サーチコンソールを別に開くことなく確認できます。 SEOワード検索機能と一緒に利用することでSEO分析がより効率化します。
  • SEOタグ構造表示
    選択したタイル(ページ)のSEOに関係するタグ構造やmeta情報を確認することができます。ページを更新した場合も週次で自動取得するので常に最新の情報を確認することが可能です。過去に取得した情報も保存しているので、タイトルやディスクリプションの変更前後の確認にも利用できます。 SEOタグ構造表示は以下のようなケースで利用すると便利です。 ページのテクニカルSEO状況の把握 検索結果に表示されるタイトル・ディスクリプションの確認 SNSにページが共有された時の表示設定内容の確認   etc. SEOタグ構造表示はデフォルトでは表示されません。SEOタグ構造表示のアイコンをクリックすることでページの画面キャプチャの右側に表示されます。すべての情報を確認するにはウィンドウ内でのスクロールが必要です。 SEOタグ構造表示では以下の情報を確認できます。 タイトル・ディスクリプション Hタグ見出し・セクショニング 検索エンジン関連情報(noindex等のクローラー指示やリッチリザルトの設定) ソーシャル関連情報(OGタグ) 上部の日付をクリックすることで過去のタグ構造やmeta情報を確認することもできます。 SEOタグ構造はターゲットキーワードの上位表示を行うためにチューニングする最も基本的で確認するこが重要な情報です。タイトル、見出しタグの調整による影響を検索順位チェック機能と合わせて確認することで、施策の効果測定にも利用できます。 また、直接的な順位には関わらないものの検索結果のCTRに影響を与える「ディスクリプション」のチェックをブラウザプラグインなどを使って実際のページを開いて確認せずともツール内でチェックできるのも便利です。
  • ページタイル分析
    アナトミーのタイルビュー分析では1ページを1つのタイルで表現します。そのタイル上に各ページの様々なGA4データを表示し、視覚的にサイトのアクセス状況やSEOの分析ができます。 以下の動画のように指標をクリックすることでタイル上の表示がパチパチと切り替わります。タイルの濃淡で数値が高いタイルがどこか視覚的に確認することができます。 そのタイルにマウスオーバーすることで、キャプチャや検索インデックス一覧など他のデータが連動して切り替わります。 コンバージョンについてはGA4で設定しているすべてのコンバージョンイベントだけでなく、個々のコンバージョンのみを選択することもできます。 ページタイル分析で確認できる指標 タイルビュー上で確認できるGA4、サーチコンソールに関する各指標は次の通りです。 タイル上の矢印について 各タイルには矢印が表示されており、その矢印の種類で先週(先月)その差分を視覚的に示しています。 各ページの増減に関するサマリーとサイト内で新規に補足したページについては毎週送られるアナトミーレポートメールでも確認いただけます。 特定のページを探す 特定のページをタイル上から探す場合は検索ウィンドウからURL、タイトル、H1、検索キーワードなど様々な方法で探すことができます。 先週(先月)との差分・比率を表示する 先週(先月)と比較して差分・比率が大きいページだけを効率良く分析するには、データの表示を差分・比率に変更します。変更することでタイル上の色と表示データが変わります。 ページタイル分析のインターフェースに慣れてくると1つの気になったポイントからどんどん深掘りして、異変の原因と改善まで一気に考えることができる分析機能です。是非使いこなしてください。
  • リンク・被リンク分析
    タイルをクリックすることで、そのページからのリンク(遷移)・被リンク(被遷移)を遷移アニメーション付きで確認できます。 デフォルト設定の場合、以下の動作となります。 1回クリック・・・ページの被リンク(被遷移)を表示 各タイルに青字で記載されている値が遷移してきた数です。 2回クリック・・・ページのリンク(遷移)を表示 各タイルに表示されている赤字が遷移した数です。 グループ間の遷移を確認 タイルのグループ設定を行なっている場合、グループ名をクリックすることでグループ間のデータを確認することができます。キャプチャ画像が表示されるウィンドウにグループのPV数と流入数のデータとグループ間の遷移データを確認できます。 アナトミーのリンク・被リンク分析の使い所 アナトミーのリンク・被リンク分析はどのページからどのページへのリンクが存在するかを視覚的に確認できるだけでなく、実際にいくつ遷移したかもワンクリックで確認することができます。KPIにつながるページへの遷移状況を確認し、遷移強化の施策実施前後の状態を確認することで効果測定を行うことができます。 また、ブログなどで検索流入の集客を行なっているサイトの場合であれば、ブログ全体からサービスサイトへどの程度遷移できているかもクリック1つで確認することができます。 GA4で個別に探索レポートを作成するより、簡単にデータを分析することができます。
  • 流入チャネル解析
    GAのデフォルトチャネルグループから各ページへの流入を遷移アニメーションで確認することができます。 流入を確認したいチャネルタイルをクリックするとリンク・被リンク分析と同じように遷移アニメーションが表示されます。 「動線一覧」アイコンを選択していると、上部に選択チャネルからのランディングページ一覧が確認できます。expertプランの場合は、チャネルの内訳を確認することができ、詳細な参照元単位でのランディング先(流入: 選択の値)を確認することができます。 ※ランディング一覧に表示されるのはアナトミーで取得しているページに限ります。 アナトミー上で流入を確認できるGA4のデフォルトチャネルグループ 説明参照:[GA4] デフォルト チャネル グループ
  • キャプチャリンク分析
    キャプチャリンク分析はアナトミーが取得した画面キャプチャ上のリンク箇所に自動的にリンクを生成し、キャプチャ画面上でユーザー遷移と遷移データ同時に確認しながらページ改善策を考えることができる機能です。 キャプチャリンクの使い方 タイルをクリックしてリンク(遷移)が確認できる状態にすることでキャプチャ画像上のリンクに枠が表示されます。 リンクの枠は赤色に近いほど遷移数が多いリンクになります。 ※物理的にどのリンクがクリックされたかは区別していないので、ページ内の同じリンク先は同じ色になります。 ※タイルビュー上に存在しないタイルへのリンクは黒枠で表示されます。 キャプチャ上でページ遷移してユーザー体験する キャプチャ画像内のリンクをクリックすることで実際にページ遷移することができます。クリックしたリンクに対応するタイルが選択された状態となります。さらにキャプチャ画像内のリンクをクリックすれば、キャプチャ上で擬似的にデータを確認しながらページ遷移することができます。 過去のキャプチャを確認する カレンダーアイコンから過去に取得しているキャプチャ画像に切り替えることができます。施策前後の違いをキャプチャ上で確認することができます。 キャプチャを確認しながら具体的な改善施策を考えよう 各種データを確認、分析した後に最終的には改善策はページに反映していきます。そのため現在のコンテンツを確認しながらデータと照らし合わせて改善のための仮説を考えることがとても重要です。 アナトミーでは常に画面キャプチャを確認しながら分析できるので、キャプチャリンク分析でユーザーの動きも確認しながら改善策を考えてみましょう。
  • ページ推移グラフ
    タイルビューで選択したタイル(ページ)に関して5週(月次の場合、6ヶ月)の各種データの推移がグラフで確認できます。 ※expertプランの場合は10週(月次の場合は13ヶ月) 前週(前月)との増減はタイル上の矢印で確認できますが、それが一時的な増加・減少であるかは推移を確認しないとわかりません。そのような場合にページ推移グラフを見ることで一時的なのか、断続的な現象なのかを確認することができます。 大幅な下降でなくても、5週推移グラフで特定の数値が断続的に減少傾向であれば、SEO対策などを行う必要があるかもしれません。そういった課題を発見するのにも5週推移グラフが役立ちます。 ページ推移グラフの確認方法 デフォルトではウィンドウが表示されていないので、上部のページ推移グラフアイコンをクリックすると新たなウィンドウが画面内に表示されます。ウィンドウが表示されている状態でタイル上をマウスオーバーすると各タイル(ページ)の情報に次々と切り替わります。 ページ推移グラフで確認できる指標 ページ推移グラフではサーチコンソール、GA4、GA4のデフォルトチャネルの一部の流入について確認することができます。具体的には以下指標を確認できます。 指標グラフの表示/非表示は指標名をクリックすると切り替えられます。 週次(月次)データを定期的にチェックしつつ、ページ推移グラフを中長期的な傾向を把握しておくようにしましょう。
  • 検索インデックス比較(expert以上)
    starterプランでは選択したページの検索インデックス情報を確認することができますが、expertプランから利用できる検索インデックス比較では特定期間の検索インデックス状況と比較して、検索順位、表示回数、クリック数がどのように増減したかを確認することができます。 検索インデックス比較を利用することでわかる主なこと Googleの現在の評価状況 インデックスされているキーワードがどのように増えているか、キーワードの種類の違いなどで、Googleがページをどのようなキーワードで評価しているか見えてきます。ターゲットにしていたキーワードと異なるキーワードで評価されているようであれば、コンテンツの中身を調整する必要があるかもしれません。 ただ、リリースしたばかりのページであれば、数週間〜数ヶ月は評価が安定しないので、週次で検索インデックスがどのように変化しているかを定期的に確認すると良いです。 検索流入が増えた・減った原因 検索流入が増えたり、減った場合に検索インデックスが過去と比較してどのように変化したかを確認することで、原因を推測できる場合があります。 例えば、検索順位は下がらず、表示回数とクリック数が減っている状況であれば、ページの評価は変わっていないが、そのキーワードの需要が落ちている場合があります。それは一過性の場合もあれば、社会情勢の変化などによりそのキーワードで検索される回数自体が減少傾向である場合もあります。このような推測が検索インデックスの比較により見えてきます。 検索インデックス比較は高度なSEO分析手法ですが、定期的に過去との比較を行い、検索流入との因果関係を掴むことで、ページに対するの対策の必要性を判断できるとても便利な機能です。
  • CTR分布図(検索クリック予測|expert以上)
    ページ毎にインデックスされている検索キーワードの順位とクリック実績から、一般予測のクリック率に対して多いキーワード、少ないキーワードを分布図で表示します。さらに、ボリュームがある特定のキーワードをクリックすることで実績ベースで順位変化した場合に獲得が予想されるクリック数と一般的なクリック率で獲得が予想されるクリック数が把握することができます。 これにより、どのキーワードをより強化することで検索流入を得られるか、対策すべきページとキーワードが見えてきます。 例えば、以下のケースでは「ロードバイク レンタル」6位で表示され、実績としては「15」クリックを獲得しています。もし、このキーワードで1位が獲得できると実績から予測されるクリック数は「90(週間)」で一般的な1位のCTRから予測すると「147(週間)」獲得が見込めるということです。 分布図では緑の一般予測値ラインより上部に表示されているオレンジの●は一般予測より高いクリック率のキーワードを示しています。 一方、一般予測値ラインより下部に表示されているオレンジの●は一般予測値よりも低いクリック率のキーワードになります。 この分布図から一般予測値より低いクリック率のキーワードのページについてはタイトルやdescriptionなど、検索結果に表示される内容を調整することでより多くのクリックを獲得できるかもしれないことが予測できます。
  • 1.ページビューとは?:PVと流入の関係
    ページビューはファンダメンタルな指標 ページビュー(PV)はシンプルな指標ですが、サイトの集客施策、回遊施策の成果や、サイト構造の変化が直接反映される総合的な指標です。 アナトミーダッシュボードのひとつ、ドメインレポートの左から2つ目のグラフは、ページビューと流入数をひとつのグラフで表示します。 サイト全体のPV数は、「流入数と、サイト内での回遊数」の足し算で成り立っています。PVと流入を同じグラフで見ることで、PVのうち、流入(青色)がどれくらいの割合を占め、どれくらい回遊しているかをチェックできます。 左の「ページビューと流入」グラフでは、6月のサイト全体のアクセスデータが下記であることがわかります。 ・流入数 2,236 ・PV 7,755 ・回遊 3 この場合、サイトに流入したユーザーは、平均3ページを閲覧し(回遊)、合計のPV数が7,755となったということです。 過去のデータを見ると、4月はPV数が増加していますが、流入数は増えていないため、回遊に変化があったことがわかります。 グラフ全体の推移を見ると、PV(黄色)は増加傾向ですが、流入は横這いからやや下降傾向です。サイト内のユーザーの動き(回遊)は活発なので、SEO対策や広告、メルマガなどの集客施策を行い、流入がアップすれば、よりPV数もアップします。 サイト分析では、このPVの変化と併せて、コンバージョン(CV)への影響、流入とその集客施策別の内訳などの関連指標を分析することで、これまでの施策の評価や、今後の方針を決めることができます。 明日は、この一連のサイト分析のステップから、 「コンバージョンの見方:CVとPVの連動」についてお伝えします。 【アナトミー使いこなしTIPS】 ★ガイドを表示する ドメインレポートでは、指標の意味やグラフの分析の仕方をアドバイスを表示できます。 「ガイドを表示」をクリックすると、分析アドバイスが開きます。 分析アドバイスは、グラフごとに設定されているので、注目する指標に併せて切り替えながらドメインレポートの分析を身に着けてください。
  • 2.コンバージョンの見方:CVとPVの連動
    今日は「ANATOMYでサイトを知る10のレッスン」の2回目です。 前回はPV(ページビュー)と流入の指標の成り立ちから、集客・回遊のデータを見ました。 今日はCV(コンバージョン)と他の指標の関係を説明します。 CV(コンバージョン)とは? アナトミーのCV(コンバージョン)は、GA4に記録されているコンバージョンと、イベントのデータを表示します。 コンバージョンは以前のGoogleアナリティクスでは、「目標完了数」と呼ばれていました。 サイト個別に設定することができるので、施策や運営の評価ができる行動をコンバージョンとして設定、計測します。 例えば、 ・お問い合わせフォームの送信完了 ・会員登録の完了 ・オンラインストアの購入完了 といったユーザーに最終的にさせたい行動から、 ・資料・ホワイトペーパーの請求 ・ブログのバナーをクリックした ・SNSシェアボタンをクリックした ・価格表や店舗アクセスを閲覧した ・記事を最後まで読んだ のような、検討中の行動やサイトを積極的に閲覧している行動の計測も設定します。 GA4のCV設定に関する技術情報は当社のブログでも紹介していますが、本レッスンでは、サイト分析的な観点からCVを説明します。 CVとPVは連動する 前回のレッスンで、PVは流入と回遊からなり、サイトの変化を直接的に反映するデータとお伝えしましたが、このPVがCVと連動しているかチェックすることで、集客・回遊の施策や運営の評価ができます。 ドメインレポートでは、左の「イベント・コンバージョン」グラフでCVの数の月次推移を表示しています。メインのCVとして外部サイトへの送客を設定しています(左軸、オレンジ)。 右の「ページビュー・流入」グラフとの関係を見ると、流入の増加がPVを押し上げ、それに伴ってCVも増加しています。ほぼ割合が一定なことから、サイトの変化は集客に関するもので、しっかりとCVの成果に繋がったことがわかります。 次のデータでは、メインのCVとして(左軸、オレンジ面)問い合わせ、サブのCVとして資料ダウンロード(右軸、ピンク)を表示しています。 サブの資料DLは、流入・PVの推移と強く連動しています。メインのCV(問合せ、左軸オレンジ面)は、2月・3月はPVに反して20数件と多くありませんでした。広告やSEOで集客したユーザーに資料請求をしてもらい、メールなどでアプローチをし問い合わせに繋げるため、メインのCVは流入・PVのピークから少し遅れて増加します。さらに、5月にサイトの改善を行ったことで7月はメイン、サブともにCVが増加しました。 施策を測れるコンバージョンを設定する 問い合わせと資料請求のように、マーケティングの段階に合わせて評価できるCVを設定します。段階ごとのCVを用意できない場合は、そもそもサイトの情報・機能やマーケティングのステップが不足しているケースも多いです。 アナトミーでは3つのCVをモニタリングします。 ビジネスに直結する最も重要なCVはメインに設定します。そして、メインの前段階のCVをサブとして2つ登録できます。 コンバージョンを、サイト全体だけでなく、特定のディレクトリに絞って表示することもできるので、コンテンツの役割ごとの評価もできます。 明日は、『CVに設定するもの:その例』をお伝えします。 【アナトミー使いこなしTIPS】 ★表示するイベント・コンバージョンを選択する グラフに表示するイベント・コンバージョンは歯車から選択できます。 メインに設定したコンバージョンは左軸、オレンジのグラフとして表示します。サブは2つ設定でき、右軸、ピンクと紫のグラフで表示します。 以下の2種類のデータから選択できます。 ①イベント:カスタムイベントを含むすべてのイベントを選択できます。 ②コンバージョン:GA4で設定されているコンバージョンを選択できます。
  • 3.CVに設定するもの:その例
    今日は「ANATOMYでサイトを知る10のレッスン」の3回目です。 前回はCV(コンバージョン)とアクセス指標を関連付けてチェックすることで、施策やサイト運営の評価ができることをお話しました。 今日はCVに設定するものを設定例を元にPVの増やし方:流入x回遊お伝えします。 アナトミーのドメインレポートでは、コンバージョンとしてイベント、コンバージョンのうち3つを選択して表示できます。グラフではメインが左軸・オレンジ、サブが右軸・ピンク・紫の2つとして表示されます。 メインには、サイトの最終的な目的を設定します。 お問合わせ、会員登録、購入、見積依頼などのユーザー行動です。 サイト管理者としては、これらのCVは注視していると思いますが、メインのコンバージョンに至るユーザーの判断には、サービス差異やコスト、地域、時期など、Webサイト以外の影響も大きく、PVと連動性が低い場合があります。 サブには、メインの前段階となる行動を設定します。資料ダウンロード・デモ利用・カート・価格表閲覧・記事読了・バナークリックなどです。これらはWeb内でのユーザーアクションであるため、PVとの連動性が高くなります。 ディレクトリごとのCV設定 ドメインレポートは、一番上はサイト全体のグラフですが、ディレクトリごとのグラフを設定できます。CVもディレクトリごとに選択できます。 サイト内のコンテンツには、認知度の向上や、サービスベネフィットの理解、スペック比較など、サービスを検討するユーザーに対し果たす役割がそれぞれあります。成果を図るCVも異なるので、コンテンツごとのCVを設定することで、具体的な評価をすることができます。 例えば、BtoBサービスの紹介サイトであれば、 ①サイト全体のCV メイン:登録完了 サブ:セミナー申し込み・料金ページ閲覧 ②機能ページのCV メイン:資料請求 サブ:機能動画の再生 ③ブログのCV メイン:サービスサイトへのバナークリック サブ:ホワイトペーパー請求・読了 のように設定できます。 ②③のCVは、PVとの連動性が高いCVです。流入・PVを伸ばしながら、CVによりコンテンツの施策・運営の評価をすることができます。 サイト全体のメインCVを増加させる前段階には、ブランド認知やベネフィットの理解、スペック比較などのユーザー行動があります。前段階のユーザー行動をサブCVとして計測し、増加・促進させていくことでメインのCV増加に繋げることができます。 明日は、『PVの増やし方』についてお伝えします。 【アナトミー使いこなしTIPS】 ★ディレクトリを登録する ドメインレポートの上部にはサイト全体のグラフが並びます。 同様のグラフのセットをディレクトリや特定のページに絞り込んで表示することができます。 「+」ボタンから、URLの絞り込み条件を登録すると、そのURLを含むすべてのページのグラフが表示されます(ページパスの前方一致)。
  • 4.PVの増やし方:流入x回遊
    今日は「ANATOMYでサイトを知る10のレッスン」の4回目です。 ページビュー(PV)と流入、回遊についてお伝えします。 ページビュー(PV)と回遊 前回はCV、とくにサブCVはPVと連動して増減することを解説しました。 PVは、流入数と、流入したユーザーがサイト内を回遊することで生まれます。サイトが紹介するサービスに興味関心を抱いたユーザーは、ポジティブな行動として複数のページを回遊することが多いため、CVの増加とPV数の増加は多くの場合で連動します。 PVと回遊は、CVに至るユーザーの活動がサイト内で活発化しているかをチェックすることができる指標というわけです。 回遊・PV・流入の違い 3つの指標を数値が大きくなる順に紹介します。グラフと併せて確認してください。 ■PV(ページビュー):黄色・・・ページを閲覧した回数。ページごとにカウントされます。 ■流入:青・・・外部からサイトに流入した回数。複数のページを見ても1です。「ランディング数」「閲覧開始数」「セッション数」などと呼ばれることもあります。 ■回遊・・・PV÷流入で算出。1流入あたりの平均ページ回遊数です。 このデータはサービスサイトのPV・流入です。最新の月の回遊数は3.7です。PV(黄色)と流入の割合の推移を見ると、徐々に回遊数が上昇していることがわかります。 流入したすべてのユーザーが、1ページだけ閲覧してサイトを離れてしまうと回遊数は1となります。このような動きを「直帰」と呼ぶこともあります。多くのサイトで回遊数1、直帰は望ましくありません。 次のデータは、ブログのデータです。回遊が1.2であり、サービスサイトとはユーザーの動きが異なることがわかります。 回遊数を増やす方策は、コンテンツの改善・リンクの改善といった内部施策になります。訪問したユーザーの動線を分析し、ナビゲーションの改善を行います。 流入数とチャネル、自然検索 流入数は、外部からサイトへの様々な流入の合算値です。 ドメインレポート3つ目の「流入・自然検索」のグラフは、流入をその流入元であるチャネル別に表示するグラフです。標準では、「自然検索」のみ表示しています。 GA4では19のチャネルに流入元が自動的に分類されます。自然検索はそのチャネルの1つで、GoogleやYahoo,Bingなど検索エンジンからの流入です。Organic Search、オーガニック検索と呼ばれることもあります。 SEOの直接的な成果としては、この自然検索の流入の増加となります。 広告やメールマーケティング、記事掲載など外部からの流入もGA4では計測することができます。 明日は、自然検索と他の18のチャネルの分類とよく使われる主要なチャネルをお伝えします。
  • 5.流入の内訳:19チャネル3分類
    今日は「ANATOMYでサイトを知る10のレッスン」の5回目です。 前回はページビュー(PV)と流入、回遊の関係をお伝えしました。 PVは流入×回遊で出来ています。流入を増やすことはPV増加につながります。 今日は流入元の内訳データである「チャネル」についてお伝えします。 SEO以外の流入もGA4・アナトミーで評価することができます。 GA4のチャネルとは 流入数は、外部からサイトへの様々な流入の合算値です。GA4では19のチャネルに分類されます。自然検索もそのチャネルの1つであり、多くのサイトで最大のチャネルです。 「流入と自然検索」のグラフでは、流入全体(青)と自然検索(赤)がデフォルトで表示されています。歯車アイコンからその他のチャネルを選択・表示できます。 19種類に分類される流入は、ユーザー行動に左右されるオーガニック系5種、広告系9種とその他5種に大別できます。 以下が一覧です。よく利用されるチャネルは太字・意味を付記します。GA4公式のマニュアルやツール上でも表記ゆれがあるため、日本語と英語両方を記載します。完全な一覧はマニュアルをご覧ください。 オーガニック系5種 広告系9種 その他5種 もし、ご自身のサイトで流入が計測されていないチャネルがあれば、utmパラメータを利用した計測設定を加えることで、適切なチャネルでの計測ができます。 これらのオーガニックと広告・その他のチャネルは、それぞれ異なった特性があります。 明日は、オーガニックの流入の特徴をお伝えします。 【アナトミー使いこなしTIPS】 ★グラフを非表示にする 各グラフの凡例をクリックすると、グラフの表示・非表示を切り替えることができます。スケールも表示しているグラフに応じて切り替わります。 極端に大小のあるグラフを表示するときには、切り替えながらお使いください。
  • 6.オーガニックの流入とは?
    今日は「ANATOMYでサイトを知る10のレッスン」の6回目です。 前回は流入の内訳である「チャネル」をご紹介しました。 GA4から新しく加わったものを含めた19種類のチャネルを3つに分類しました。 オーガニック系5種 広告系9種 その他5種 今日はこのうち、オーガニックと、その主要チャネルである自然検索についてお伝えします。 オーガニックに含まれるチャネルは以下の5つです。 ■ オーガニック検索(Organic Search・自然検索) 検索エンジンからの流入。 ■ 参照(Referral) 他のサイト / アプリ(ブログ、ニュースサイトなど)、広告を除く ■ オーガニック ショッピング(Organic Shopping) Amazon や ebay などのショッピング サイト、広告を除く ■ オーガニック ソーシャル(Organic Social) Facebook や Twitter などのSNS、広告を除く ■ オーガニック動画(Organic Video) YouTube、TikTok、Vimeo などの動画サイト、広告を除く オーガニックの特徴は、マーケットの動きに紐づき、人為的な操作ができないことです。 ブランドや実績に基づいた流入のため、安定的でマッチ度が高いユーザーの流入をもたらします。 自然検索とは? 特に大きなチャネルとなるのが自然検索です。 Googleをはじめ、Yahoo!、Bingなどの検索エンジンからの流入です。自然検索には、同じ検索エンジンからの流入であってもリスティング広告は含まれません。 ドメインレポートの3つ目のグラフでは、すべてのチャネルからの流入の合計である「流入」と「自然検索」を表示します。 このグラフでは、7月の流入2,286のうち、自然検索は57%の1,306だったことがわかります。このサイトの流入の多くがオーガニックの自然検索ということがわかります。 グラフに表示するチャネルは設定から追加できます。こちらのグラフでは広告のPaid Search(リスティング広告)、Display(ディスプレイ・バナー広告)を表示しています。 自然検索を増やすには 自然検索以外のオーガニックは外部対策が中心ですが、 自然検索は内部対策(サイト内のコンテンツの品質・有用性の向上)が改善策です。 訪問者の満足度向上が検索エンジンからの評価を上げます。その結果として自然検索からの流入が増加し、CV増加に繋がる好循環を作り出します。 明日は、この自然検索のうち、Google検索上でのパフォーマンスを測るサーチコンソールの指標を解説します。 ダッシュボードを見る 【アナトミー使いこなしTIPS】 ★オンマウスで実数を表示 各グラフの表示領域にオンマウスすると、ポップアップに該当の月の実数が表示されます。グラフ左上は最新の月の概算数です。実数の確認には、ポップアップをお使いください。
  • 7.サーチコンソールのクリック数とは?
    今日は「ANATOMYでサイトを知る10のレッスン」の7回目です。 前回は流入の内訳である「チャネル」のひとつ、 自然検索(Organic Search)の特徴をお伝えしました。 自然検索はGoogle,Yahoo!などの検索エンジンからの流入数です。GA4で計測されます。 今日は自然検索の分析指標として用いる、 Googleサーチコンソールのクリック数について解説します。 サーチコンソール(SC)とGA4の違い 自然検索チャネルからの流入は、GA4で計測される値です。 GA4は、Googleが提供するWebサイト・アプリのアクセス解析ツールです。Webサイトに設置した計測タグが動くことによって計測される仕組みであり、GA4のデータは自分のサイト上で計測される値となります。 サーチコンソールは、Google検索の検索エンジンに対して自分の所有するサイトの管理を行うための補助ツールです。その中にはGoogle検索のトラフィックデータを表示するレポート機能があり、そこではサイトがGoogle検索の検索結果に表示された回数やクリック数、検索キーワード、順位、URLなどのデータを取得できます。 GA4とサーチコンソールは同じGoogleが提供するツールですが、データソースが異なることを覚えておいてください。 アナトミーはこのGA4・サーチコンソールのデータをひとつのツールで統合することで、SEO分析の視点を提供します。 自然検索とSCクリックグラフ ドメインレポートの自然検索とSCクリックのグラフでは、GA4の自然検索とサーチコンソールのクリックのデータをグラフに表示します。 GA4の自然検索には、Googleの他、Yahoo!やBing、ドコモなどのキャリア提供の検索エンジンなどが含まれています。日本でのGoogleの検索シェアは約80%です。 SCクリックは、Google検索上で自分のサイトが検索結果として表示され、そこからユーザーがクリックをした(サイトに流入した)回数です。 そのため、通常は自然検索>クリック数となりますが、逆転している場合、GA4の計測の不備の可能性があります。 GA4の計測は、計測タグが設定されているページのみのデータが計測されているため、検索エンジンから流入したページにタグが設定されていないと、自然検索の流入が検索されないため、クリック>自然検索となります。 GA4では、自然検索からGoogleのみに絞り込むこともできます。 google / organicを表示し、自然検索を非表示 Google検索(google / organic)は自然検索よりもSCクリックに値が近づきます。 クリックのデータには、検索キーワードが同時に記録されています。 一部のキーワードは、ユーザーのプライバシー保護のため表示されないことがありますが、統計的に有意な情報は記録されています。 SEOは記録されたキーワード情報を分析することで可能になります。 明日は検索キーワードのデータとその分類・分析方法を解説します。 ダッシュボードを見る 【アナトミー使いこなしTIPS】 ★等倍スケールで表示する グラフのスケールは、表示するデータ量に合わせグラフごとに自動調整されますが、特定のスケールに統一することもできます。指標をベースにしたスケールまたは上限・下限を指定できます。PV>流入>自然検索>SCクリックなど大小の関係をすべてのグラフで統一して評価できます。 ダッシュボードを見る
  • 8.検索キーワードの品質とは?
    今日は「ANATOMYでサイトを知る10のレッスン」の8回目です。 前回はサーチコンソールのクリック(SCクリック)とは、 Google検索エンジン上で自分のサイトが検索結果として表示され、 そこからクリックを受けた回数ということをご説明しました。 今日は、サーチコンソールのデータから、 検索キーワードとその分類についてお伝えします。 検索キーワードとは 検索キーワードは、サーチコンソールから提供されるデータです。 Google検索で自分のサイトが検索結果に表示されたときに検索エンジンに入力されたキーワードのデータのことです。 入力がそのまま表示されるので、単語のこともあれば、短い文章のこともあります。 検索キーワードデータには、そのキーワードで表示されたURL、平均掲載順位、クリック数、表示回数が併せて記録されます。 ダッシュボードの登録URLのページ詳細で登録したページの検索キーワードを見ることができます。 ひとつのサイトの中でも、ユーザーが検索したキーワードにもっともマッチしたページがピックアップされ、検索結果として表示されます。 サイト内の各ページが様々なキーワードで検索されます。 SCクリック分類(積上) ドメインレポートのSCクリック(積上)は、検索キーワードを分類し、そのクリック数の割合を表示します。 キーワードを分類することで、自然検索による集客の品質が分かります。 グラフはクリックを4つの種別に分類します。分類のルールは登録キーワードページで登録します。 1. 指名検索 ブランド名やサイト名、企業名(指名検索の登録は、名称ごとに登録し、その際に略称や仮名・英語表記も同時に登録します)などのクリックです。 サイトの予備知識がある既知の訪問者なので、CVへの貢献が期待できます。主にサイトTOPへランディングします。 2. 目的検索 サイトのCVに直結するキーワードを含むクリックです。ユーザーの目的とサイトの目的が一致し、新規訪問者を多く含むクリックです。TOPの他、機能ページなどにランディングします。 3. 未分類 指名・目的に一致しないキーワードのクリックです。 4. kwなし サーチコンソールにキーワードが記録されていないクリックです。 (サーチコンソールでは、ユーザーのプライバシーを保護などの理由で表示されないキーワードがあります) サイトは様々なキーワードで検索されますが、SEO対策としてはよりコンバージョンしやすい検索での流入を増やすことが成果に繋がります。分類し、その推移をチェックすることでSEOの状況を適切に評価できます。 明日は目的として分類すべきキーワードの考え方を解説します。 ダッシュボードを見る 【アナトミー使いこなしTIPS】 ★キーワードを登録する 検索キーワードの分類は、登録キーワードページで設定します。キーワード登録では分析したいキーワードとそのマッチタイプ(完全一致/部分一致)、キーワード種別(指名/目的/未分類)を設定できます。 マッチタイプを部分一致とすると、登録する文字列を含むキーワードはすべて同じ種別に分類されます。 登録キーワードのページでは、登録したキーワードのサマリー一覧も確認できます。
  • 9.「目的」キーワードの設定方法
    今日は「ANATOMYでサイトを知る10のレッスン」の9回目です。 前回は検索キーワードを種別で分類したクリック数の割合を調べることで SEO評価をする方法を解説しました。 今日はキーワード種別のうち 「目的」に分類するキーワードについてお伝えします。 目的の種別には、サイトのコンバージョン(CV)に直結するキーワードを設定します。 ユーザーが検索する目的がサイトの目的が一致していると、その検索をするユーザーはCVしやすくなります。 例えば、下記のように設定します。 ■ レンタサイクルのサービスサイトの目的キーワード 登録①「レンタサイクル」 部分一致 登録②「ロードバイク レンタル」部分一致 登録③「ロードバイク 小学生」部分一致 ”レンタサイクル 川崎市” や”ロードバイクレンタル 一日”など、登録したキーワードを含むキーワードのクリックが目的に分類されます。 「ロードバイク」といった1単語の完全一致も考えられますが、1単語の検索は様々な意図を含みます。 ロードバイク購入や性能を知りたいといった意図は、レンタサイクルとは目的が異なるため、CVしにくい検索になります。 ③は、競合他社と差別化できる特徴を設定しました。子供向けのロードバイクは他社での取り扱いが少ないため、コンバージョンしやすい検索になります。 目的のキーワードは、自分のサイトのビジネス目的にマッチしたワードで設定することで正確な評価ができます。 目的の検索は、新規訪問者を多く含むクリックです。検索結果に表示されるURLはサイトのトップページの他、機能ページ・サービス詳細ページなどとなります。 SEOの目的は、検索流入を獲得することではなく、CVを増やすことです。 漫然と検索流入を増やすのではなく、よりCVに繋がりやすい「目的」のクリックが増加しているかをチェックしましょう。 ダッシュボードを見る 【アナトミー使いこなしTIPS】 ★分類ルールの優先度 アナトミーダッシュボードのキーワード分類は排他的です。指名で登録されたワードが最優先で分類され、指名でなかったキーワードから目的に登録されたワードが分類されていきます。 設定されているルールとクリック割合の一覧はポートフォリオでも確認できます。
  • 10.広告を使用しているサイトの分析方法
    今日で「ANATOMYでサイトを知る10のレッスン」は完了です。ダッシュボードの設定がブラッシュアップされ、データからサイトを分析する準備ができたはずです。 今日は広告流入の特徴と、広告をデータから除外して分析する方法をお伝えします。 広告からの流入 GA4では、広告からの流入は広告系のチャネルで計測されます。広告のチャネルは9個用意されています。太字はGA4の計測で特によく使われるチャネルです。 広告は、コストや時期に依存して、機動的に実施・停止・変更を行うものです。集客の施策としては、オーガニックと比べて非連続的で急激な変化があります。 施策により訪問者の品質も大きく変化するので、CVへの貢献も一定ではありません。 PVや流入に広告の数字が含まれると、オーガニックの成果が把握しづらくなります。アナトミーでは、PVと流入から広告系の数字を除外して自然検索の分析をしやすくできます。 ダッシュボードを見る サイト分析・SEOの学習を継続するには このレッスンは本日で終了です。 アナトミーダッシュボードのドメインレポートを通してGA4、サーチコンソールのデータの基礎を解説しました。 さらにサイトを分析したい、SEOを学びたい方向けに無料のオンラインセミナー、有料研修がございます。レベル・テーマに応じたセミナーをご用意していますので、ご自身のサイト・ビジネスにあったセミナーをご覧ください。 セミナー一覧 https://www.symmetric.co.jp/seminar 今後もアナトミーをサイト分析にお役立てください。 【アナトミー使いこなしTIPS】 ★レポートから広告を除外する 「広告の影響」ボタンから広告の除外をON・OFFできます。 「除外」がONの状態では、ドメインレポートから広告チャネルのデータが除外されます。「自然検索とSCクリック」、「SCクリック(積上)」の2種のグラフは、自然検索のデータのみで構成されているため、広告の影響除外をONにしても変化しません。 広告除外は登録したディレクトリのグラフにも反映されます。
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