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ページをグループ化して、分析・自動集計する

アナトミーには、ページを様々なグループに分ける高度なグループ化機能があります。グループ分けの設定を複数保存できるので、目的に応じたグループ分けででWebサイトの分析ができます。

Webサイトを役割ごとのグループ単位で分析する

Webサイトは階層化したディレクトリによって役割を分けています(グループ)。そして、各ページはそのグループの中でさらに個別の役割を持っています。Webサイトの分析ではグループの役割が上手く機能しているかをチェックし改善します。

しかし、実際のディレクトリは様々な理由と経緯により役割通りに分かれていません。また、URLは固定ですが、分析視点は複数あるため、ディレクトリ単位だけの集計では十分ではありません。

ディレクトリごとに役割が分けられたサイト’

ディレクトリごとに役割が分けられたサイト

GA4やGSCでは基本的にURLの前方一致によるパスの絞り込み集計しかできません。よって、離れたディレクトリを集計したり、ディレクトリ内にある不要な階層やページを排除して集計することが困難です。よって、高度な分析には、GA4/GSCからデータを取得してエクセルやBIデータでの分析が必要となります。

ただし、それは大きな労力と高度なスキルを必要とします。アナトミーのグループ化機能は、現場で必要となる任意単位でのグループの集計を、手軽に実現する手段です。

アナトミーで行うURLのグループ分け

定義された1週間と1カ月の定型データを提供

アナトミーでは登録した100~300のURLをルールと優先順位によってグループを分けます。

ルール:一致条件 先頭・末尾・完全・部分、複数のAND条件が可能

  • URL指定

  • タイトルタグ

  • ノート(任意で付けるフラグ)


各URLを、優先順位が高いルールから当てて、マッチすればルールで定義したグループに振り分けます。例えば、以下のようなルールを設定すれば4つのグループに分けることができます。

条件を指定して任意のグループを作成できる

条件を指定して任意のグループを作成できる

番号
条件
グループ
1
パスが/blog/storeで始まる
サービスページ
2
パスが/blog/で始まる、タイトルに「多摩川」が入っている
多摩川ブログ
3
パスが/blog/で始まる
サイクリングブログ
4
パスが/regist/で始まる、拡張子がphp
登録フロー
5
パスが/member/で始まる、拡張子がphp
登録フロー
6
その他全て
サービスページ

様々なルール設定と優先順位よって、サイトを様々な視点のグループに分けることができます。各ページは必ずどこかのグループ1つだけに属します。これにより、グループ集計が可能になります。グループが設定されると、グループ内とグループ間のデータが自動集計されます。

アナトミーのグループを軸にした分析

自動集計されたデータによって、次のような、ページではなく、サイト構造に基づいたグループ単位での分析・考察ができるようになります。

独自に設定したグループを軸にすることで、サイト内の動きが明確にわかる

独自に設定したグループを軸にすることで、サイト内の動きが明確にわかる

グループ化と自動集計機能は、高度な動線解析を簡単にできる、有益なデータを提供します。

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